ECM (イーシーエム) のご紹介

エスプレッソマシンメーカー ECMについて

質実剛健なエスプレッソマシンを開発・製造するドイツのECMをご紹介します。

写真では少々外観が地味に映るかもしれませんが、実物を目にしますと、クラシカルでどのようなインテリアにも馴染むような上質なデザインであることが分かります。また見た目だけではなく、空間の雰囲気に配慮された静かな動作音となるよう内部もしっかりと設計されており、メーカーの一貫したこだわりが感じられます。

大一電化社では2009年からECMのエスプレッソマシンを日本で販売しており、その堅実性にユーザーの皆様からご好評を頂いております。
ご家庭用としてはもちろん、コーヒースタンドやバーでも。確かな実力のエスプレッソマシンをお探しの方に心からお薦めできるマシンをECMは創り続けています。

ECMのヒストリー

ECMのストーリーは、ECMの創設者 Wolfgang Hauck氏と、当時のパートナーであるイタリアのECM S.p.Aと共に、高品質な家庭でも使用できるような小型のヒートエクスチェンジャータイプのエスプレッソマシンを創りたいという想いから始まりました。

Hauck氏のイタリア製エスプレッソマシンの輸入業者としての長年のノウハウと、確かな品質の部品を採用して高品質で耐久性のあるエスプレッソマシンを製造するというコンセプトを元に開発を続け、1996年にHauck氏の夢が現実に変わる形で、初めて自社製品を市場に投入することに成功しました。

段階的に各モデルの開発が成され、今では多様な需要を満たすことができる製品ラインナップとなっています。
当初は、現在でも稼働しているイタリアの工場で各マシンが製造されました。そして小型の高品質なエスプレッソマシンの需要高まりから、ECMは急速に成長をすることになります。

2005年に、同名のイタリアの会社とのパートナーシップが終了したことに伴い、デザインを初めとして製品開発といった機能がイタリアからドイツに完全に移管されました。最初は外部委託されていた製造は、その2年後に自社に継承され、現在は全て自社で製造管理されています。
ECMの製品は現在、2つの場所で製造されています。ヒートエクスチェンジャーモデルはイタリアで製造されており、デュアルボイラーモデルのSynchronikaはドイツで製造されています。

そして2009年には、創設者のご子息であるMichael Hauck氏が会社の経営陣に加わりました。
Michael Hauck氏は、チームを鼓舞する一コーヒー好きとして、またデザインと製品開発の中心的な役割を果たしており、市場をワクワクさせるような新しい商品を生み出す原動力となっています。

ECMプレミアムテクノロジー

熟練のクラフトマンシップにより、ECM社のエスプレッソマシンは、洗練された技術と細部まで美しいデザイン、そして最高品質のマシンを供給しています。

For the perfect barista feeling

ECM社エスプレッソマシン
ECMのエスプレッソマシン開発風景
ECM社E61グループ

E61グループ

伝説的とも言える抽出機構 Faema brew groupの登場からちょうど50年、ECM社はこの抽出機構を独自で改良をしています。

brew groupの頭の部分に採用されているECMのStainless Steel Brew Bellは特許で保護されており、他社には真似のできないすっきりとした洗練された外観となっています。

レバーバルブ技術

スチームとホットウォーターのレバーバルブは、大型のコマーシャルマシンで主に採用されていましたが、ECMはこのレバーバルブを小型マシンにも適用しました。

これによりバルブの開け閉め操作をとても簡単なものにしています。
レバーを任意の方向へ倒すことにより、スチームとホットウォーターバルブを瞬時に開けることができます。レバーにはロック機能があるため、一度倒せばその後力をかけて倒し続ける必要はありません。

ECM社のレバーバルブ技術
ECM社ヒートエクスチェンジャーシステム

ヒートエクスチェンジャーシステム(Heat Exchanger System)

1つのヒーターでボイラーと独立した水の経路を温めることにより、エスプレッソの抽出とミルクのスチーミングを同時に行うことができます。

エスプレッソの抽出には常に供給された水が都度使用され、サーモサイフォンシステムはお湯の熱を循環させることで抽出部の温度を安定させます。

このヒートエクスチェンジャーシステムはMechanika 4 ProfiとElektronika Profi 2に採用されています。

デュアルボイラーシステム

デュアルボイラーは、コーヒーを抽出するためのボイラーと、スチームやお湯を準備するためのボイラーが別々に設けられたハイエンドなシステムです。

これによりエスプレッソの抽出とミルクのスチーミングが同時にできることはもちろんのこと、コーヒー抽出用のお湯とスチームの温度を別々に管理 / 調整することができます。

このデュアルボイラーシステムはSynchronikaに採用されています。

ECM社デュアルボイラーシステム

エスプレッソマシン

ECM社エレクトロニカ
ElektronikaProfi2
(エレクトロニカプロフィ2)
ECM社シンクロニカ
Synchronika
(シンクロニカ)

「シンクロニカ」ECM社|解説(SCAJ2021 出展動画)
【小型タンク式】セミオート×ロータリーポンプ搭載|ECM・エレクトロニカプロフィ2