自分メンテナンス マシン編（半年に一度ガスケット交換）
目次
なぜ、ガスケットの交換が必要か
はめ込み式とネジ止め式の違い
シャワーフィルターをガスケットで本体に固定しているか、ネジによってを固定しているかの違いになります。
確認の方法として、抽出口を覗き込んだ際にフィルター中央にネジが ある ・ ないでご判別いただけます。
ガスケットの交換理由
ガスケットの役割は大きく二つ「ホルダーをはめた際の密着度を高める」 「シャワーフィルターの固定（ネジ止め除く）」
（画像左）ガスケットは未使用時、柔軟性があり、力をさほど入れなくても「ぐにゃり」としなやかに変形しますが、
（画像右）半年ほど使用したガスケットは、熱によって硬化し、いくら力を入れて変形せず逆に折れてしまうほどです。
放置のリスク
柔軟性がなくなったガスケットはホルダーとの密着度が低く、密着していないわずかな隙間からお湯が漏れてしまいます。
さらに、1年以上交換しなかったガスケットは硬化してしまし、容易に取り外すことが出来ません。
弊社の技術者でも数年放置されたものは中々大変とのことです。
ガスケットの交換は抽出口の清掃も兼ねていますので、放置せず約半年での交換を強くオススメいたします。
なぜシャワーフィルターも交換するのか
一見綺麗に見えるシャワーフィルターも、裏返すとコーヒー油が付着しています。
これではお湯の通りも悪くなり、酸化した油の匂いが混じりエスプレッソ本来の味を損ねてしまします。
また、シャワーフィルターも熱によって変形、取外す際にゆがむなどの恐れがありますので、ガスケットとご一緒に交換されることをオススメいたします。