エスプレッソグラインダーの種類と違い
![](https://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/eyecatch_137.jpg)
グラインダー選びはマシン選び以上に重要
エスプレッソ用の極細挽きが出来るエスプレッソ専用のグラインダーです。
エスプレッソといえばやはりエスプレッソマシンと思いがちですが、エスプレッソは挽き目(グラインド)粉の量、タンピングの具合によって大方決まると言われています。
通常のエスプレッソに対応していないコーヒーミルでは、極細挽きが出来ず粗い挽き目になり、通常のドリップコーヒーなどであれば極細まで挽く必要はありませんが、エスプレッソマシンの力を最大限に引き出し美味しいエスプレッソを作り出すには、 極細挽きが出来るエスプレッソ専用のグラインダーが必要不可欠です。
豆の種類、挽き目やその日の天候、湿度、使用しているエスプレッソマシンの能力によっても、挽き目は変わります。
抽出が早すぎる場合は挽き目が荒く、逆に抽出が遅い場合は挽き目が細い・タンピングのし過ぎ、豆の詰めすぎ、など様々な要因が考えられます。 挽き目が変わるだけで、エスプレッソの命ともいえるクレマの厚みも全く変わってしまうほど、グラインダーは大切なのです。
エスプレッソグラインダーの選び方
一緒に使用されるエスプレッソマシンのスペック、エスプレッソの提供数、席数によって様々です。
挽きを始めるスイッチボタンもマニュアル(ON/OFF操作)・オート(自動停止)・タイマー(キッチンタイマー仕様)・エレクトロニック(挽き時間を設定)と年々進化を遂げています。
下記の選び方では過去の提案事例をもとにお客様に最適なマシンをご提案しております。マシン選びのご参考として活用ください。
各部位名称
![エウレカ社ゼニスの部位の名称](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/19-794_eureka-zenith65ehs-namesparts.jpg)
- 電源スイッチ:マシンの電源
- ホッパー:コーヒー豆を投入
- 豆栓:ホッパー内の豆の落下を栓の開閉によって操作
- ディスプレイ:グラインド時間などが表示
- 操作ボタン:シングルやダブルなどの挽き時間を選択するボタン
- スポットライト:粉の落下が見やすい(ライトが搭載されていないタイプもあり)
- コーヒー出口:グラインド後の粉が落下
- フィルターフォーク:ホルダーを固定しドーシングを補助
- グラインドボタン:グラインドの停止と開始を操作するボタン
エスプレッソグラインダーの種類
ドサーあり
挽いたコーヒー粉を一時的に貯蔵
![ドサーありタイプ](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-01.jpg)
ドサーなし
挽いた分だけ挽き口から出ます
![ドサー無しタイプ](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-02.jpg)
マニュアル
電源スイッチでグラインドのON/OFFを操作
![マニュアル操作タイプ](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-04.jpg)
タイマー
キッチンタイマーの構造と同じでツマミをひねった場所に応じてグラインド、タイマーが止まるとグラインドも停止
![タイマータイプ](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-5.jpg)
エレクトロニック・タッチパネル
グラインド時間を設定することができる
![エレクトロニック・タッチパネルタイプ](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-06.jpg)
ブレードの種類
コーヒー豆を挽く為のブレード(刃)は鋼で作られていますが、長年使用すると豆の油や汚れさらには磨耗によりブレード同士が合わなくなり、理想とする挽き加減で挽くことが出来なくなります。
磨耗による劣化の場合はブレードを交換されることをオススメいたします。
フラット刃
![フラット刃](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-07.jpg)
高速回転型。豆を切るように砕きます。刃の直径が大きいほど挽き時間が早い。
コニカル刃
![コニカル刃](http://daiichi-mottainai.com/wp-content/uploads/2021/09/macGuide-08.jpg)
低速回転型。すり潰すように豆を砕き、回転数を抑えることで騒音・摩擦熱による豆へのダメージを軽減。