エスプレッソマシンのオーバーホール
タンク式マシンは、内蔵の浄水器・軟水器が簡易式であったり、外付けで取り付けできないこともり、 マシン内部にカルキやカルシウム結晶(スケール)が付着しやすくなっています。
これらスケールは、グループや内部パイプの目詰まり、圧力センサースイッチの誤動作、 センサー誤動作によるヒーター断線、内部腐食によるグループの脱落などさまざまな故障を誘発します。
マシン寿命を延ばすためにも、新品のパワーを維持するためにも、業務用でお使いなら3-4年に1度、家庭用使用で4-5年に一度は オーバーホールをされることをおすすめします。
なお、他社にて購入されたマシンはお受けしておりません。
オーバーホールとは
マシン内部部品をすべて分解し、パイプ類、ボイラー内部、ヒーター表面のよごれを除去することで 新品当時のパワーを取り戻し、寿命も延びます。
業務用でご使用の場合は3~4年に1度、ご家庭でご使用の場合は4~5年に一度はオーバーホールをされることをおすすめします。
消耗品(内蔵型軟水器、センサースイッチ類、ボイラー関係、パッキン類、 ヒーター、グループヘッドガスケット、シャワーフィルター)などの交換はオーバーホールには含まれません。別途費用がかかります。
必要な場合は別途お見積りいたします。
タンク式エスプレッソマシンのオーバーホールが必要な理由
タンク式マシンは、内蔵の浄水器・軟水器が簡易式であったり、外付けで取り付けできないこともあり、 マシン内部にカルキやカルシウム結晶(スケール)が付着しやすくなっています。
これらスケールは、グループや内部パイプの目詰まり、圧力センサースイッチの誤動作、センサー誤動作によるヒーター断線、内部腐食によるグループの脱落などさまざまな故障を誘発します。
水道直結式エスプレッソマシンのオーバーホールが必要な理由
業務用でお使いの場合は、家庭用でお使いの場合に比べ通電時間が長いため、少しの汚れも故障の原因となります。
約3年使用したマシンのオーバーホール
洗浄初めは内部にこびり付いた、汚れやカルキが浮き出てきます。
オーバーホール後
新品同様に生まれ変わります。さらに内部だけでなく、ボディも美しく磨きあげます。
オーバーホールの内容
全て分解し、エスプレッソマシン用洗浄液に1-2日つけます。
洗浄
ボイラーを取り外し、ヒーターを抜き取り、ボイラーの内部洗浄、ヒーターの洗浄をします。 ヒーターは、カルキで真っ白のものもあれば、カルシウムで変色しているものもあります。 洗浄は、エスプレッソマシン用の洗浄液に1-2日つけてカルシウム、カルキを除きます。
上のヒーターは変色している。(カルキで真っ白になっている場合もあります)洗浄液で汚れを落とすと下のヒーターの写真のようになる。
ヘッドシャワーもコーヒータンニンで真っ黒になっているが(左)洗浄すればこのとおり。(右)
オーバーホールが出来ない状態
体内部のパッキン交換を怠った結果、本体内部に微量のスチームが漏れ出し、気がつけばマシン内部が錆びてしまうこともあります。
写真はグループ内側のパッキン劣化により、マシン内部が腐食しグループがさび落ちそうになっています。
こうなると修理は不可能です。
オーバーホール費用(税別)
・作業内容:完全に分解・各パイプ・ボイラー内・ヒーター洗浄 (一般的価格です。部品点数、汚れ具合で金額がかわることもあります)
・含まれないもの:内蔵型軟水器、センサースイッチ類、ボイラー関係、パッキン類、 ヒーター、グループヘッドパッキンなどの交換が必要な場合は別途見積もりとなります。
くわしくはお問合せください。