よくあるご質問 ROCKET(ロケット)社
タンク
ホルダー
スチーム
ホットウォーター
その他
タンク
タンクの抜き差しが固い
もともとの仕様といたしまして、水漏れを防止するため水タンクの取り外しが固くなっています。
水タンク下のパッキン(茶)に、ほんの少量のグリス(食用)を塗っていただきますと、抜き差しが柔らかくなり、持ち手(黒い棒)の破損防止になります。
タンクの取り外しと取り付け方 を教えて
・取り外し:タンクのハンドルを両手で持ち、ゆっくり引き上げてください。 (時期によって構造が異なるため外し方は2パターンあります)
・取り付け:タンクを水平にし、押し込むように取り付けてください。
注意: ボイラー給水後にタンクをはずすと受けカップには水が溜まっています。そのままタンクを戻すと溜まったお水が溢れ、水漏れや故障の原因になります。 カップ受の水は残っている場合はタオルなどで水けを吸い取ってください。
ホルダー
抽出口ホルダー脇からお湯が漏れる。ガスケット・シャワーフィルターが落ちてくる。
ガスケットが劣化・硬化している可能性があります。新しいものに交換してください。
※古いガスケット、シャワーフィルターを外した後は、必ず抽出部に付着している汚れをキレイに取り除いてから新しいガスケットを装着してください。汚れが残ったままですと、ガスケットをうまく装着できない場合があります。
ご注文はこちら>ROCKET社ガスケット&シャワーフィルターセット
ホルダー装着時に、90度まで回らない
抽出時にホルダーをセットする際、およそ90度くらいの位置に止まるイメージで回しますが、90度きっちりに止まるということではありません。手前で止まる場合もありますし、さらに奥まで回ることもあります。
特に新品の場合ですと、ガスケットの厚みにより、ホルダー装着時に90度まで回らないことがあります。
使用を重ねることで徐々に回るようになります。抽出時、ホルダー脇からのお湯漏れがなければ、そのままご使用いただいて問題ありません。
スチーム
スチームが弱い
・スチームノズル、スチームチップにミルクかすが付着している可能性があります。ミルクラインクリーナーで洗浄してください。
スチームノズルのお手入れ方法はこちら>自分メンテナンス (スチームノズル編)
・スチームボイラーの温度設定ができる機種は温度設定が120度以上になっているかご確認ください。
スチームボイラーの温度とスチームのパワーは比例関係にあるため、低い温度設定になっているとスチームのパワーが弱くなります。設定方法は、取扱説明書をご確認ください。
・症状が改善されない場合は、マシン内部で不具合が生じている可能性があり、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
スチーム先、スチームノズル根元から水漏れ
バルブのパッキンに異物がついている可能性があります。バルブを開けたり締めたりを複数回繰り返して異物を流して下さい。また空ふかしを複数回行っていただくと改善する場合があります。
改善しない場合は、スチームバルブの劣化、もしくはスチームノズル内部のパッキンが硬化・劣化している可能性があり、修理の必要があります。
※スチーム根元からの水漏れについては、根元の袋ナットが緩んでいないか確認します。
緩んでいれば締め直します。緩んでいなければ、袋ナットのOリングが摩耗している可能性がありますので、修理となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
ホットウォーター
ホットウォーターの先からポタポタ水漏れしている
バルブのパッキンに異物がついている可能性があります。バルブを開けたり締めたりを複数回繰り返して異物を流してください。
※症状が改善されない場合は、内部で不具合が生じている可能性があり、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
ホットウォーターの湯量が少ない
ホットウォーター先のフィルターにカルキ等のゴミが溜まっている可能性があります。ホットウォーター先のフィルターを外し、溜まっているゴミを取り除いてください。
※症状が改善されない場合は、ボイラーからの配管が詰まっている可能性があり、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
その他
ガスケットがはまらない。装着できない。
洗浄や交換でガスケットを取り外した際には、必ずマシン本体側抽出部に付着している汚れをキレイに取り除いてください。
汚れが残っているとうまく取り付けられない場合がありますので、ブラシ等でしっかりと汚れを落とし、固く絞ったフキンで拭き取ってください。
※ガスケットを取り付けた後、ホルダーがはまらない場合は、ガスケットが斜めに取り付けられている可能性があります。その際はガスケットを取り外し、再度取り付けてください。
しばらくすると圧が下がり、マシンが冷めている。電源ランプがゆっくり点滅している。
「エコモード」が作動している可能性があります。
※エコモードは、電源を入れた状態で、抽出などされないまま放置された場合、90分ほど経過すると、自動的に待機状態(電源OFF)となる機能です。
→抽出レバーを上げていただくか、もしくは電源を入れ直していただくと再起動いたします。
※エコモードは、マシンに向かって右側底部にあるスイッチでON・OFFの切替ができます。
※参考画像はRocket Giotto CronometroRです。Rocket Appartamentoには該当の小型ディスプレイがついていないので、スイッチの下がり方でON/OFFを判別いただく形となります。
※エコモードをOFFにされている場合でも、40~60分に一度抽出レバーを上げてお湯を通していただくことをおすすめいたします。
エコモードスイッチ(Appartamento)
エコモード:ON(Giotto CronometroR)
エコモード:OFF(Giotto CronometroR)
給水しない、電源ランプが点滅している
水検知が機能していない可能性があります。下記の条件が満たされているかご確認ください。
・水タンクに水がたっぷり入っていますか?
・水タンクがきちんと差し込まれていますか?
・切替スイッチ(※)はタンク式になっていますか?(水タンクを外した部分内側にあります)
・高純度の水(純水・RO水など)を使用されていませんか?
→ROCKET社のエスプレッソマシンは、仕様上、高純度の水(きれいすぎる水)を使用されると、水検知が機能せず、「給水しない」「圧があがらない」「上がってもすぐ落ちる」「圧が安定しない」などの症状がみられる場合があります。
浄水器を通した水や、軟水をご使用ください。
ご注文はこちら>各種浄水器
圧が上がらない、マシンが温まらない
水検知の条件をクリアしたうえで、圧があがらない、温まらない場合には、サーモスタット(安全装置)が作動している可能性があります。マシンの上部パネルを取り外し、サーモスタットのスイッチの確認が必要です。お客様のお手元で対処いただくことができます。
作業手順をご案内させていただきますので、弊社までお問い合わせください。
それでもなお改善しない場合は、マシン内部で何らかの不具合が生じている可能性があり、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
※マシンの電源を入れたまま、抽出しないまま放置していますと、ボイラー内の温度が上がり、サーモスタット(安全装置)が作動することがあります。(ヒーターへの通電がOFFとなり、圧が下がります)
ボイラー内の温度が上がりすぎるのを防ぐためには、定期的に(40~60分に1回程度)抽出レバーを上げ、抽出口からお湯を10秒ほど出して「お湯とおし」していただきますとサーモスタットが作動することなく安全にお使いいただけます。
また抽出口付近の水の蒸発を防ぎ、スケール付着の防止にもなります。
※水道直結でご使用の場合
①切替スイッチ(※)が水道直結式(蛇口マーク)になっているかご確認ください。(水タンクを外した内側にあります)
②水道圧が低い可能性があります。
水道直結で使用する場合の注意点
水道圧の低い地域や、世帯数が多いビル・マンションの場合、時間帯により、ポンプが水を吸いあげず使用できなくなる症例が報告されています。その場合、水圧を調整できる外付ポンプの設置が必要となります。
弊社にて外付ポンプの取扱いはございませんが、推奨ポンプの紹介は可能ですので、弊社までお問い合わせください。(外付ポンプの購入と設置工事の予算目安:15万円~)
なお、上記理由による補償等は行っておりませんのでご了承ください。
※弊社ではできる限りタンク式のモードでお使いいただくことを推奨しております。
マシン下から水漏れ
・ドリップトレイがいっぱいになっていませんか?
・水タンクは割れていませんか?→新しい水タンクに交換してください。
※上記に当てはまらない場合は修理の必要があります。修理依頼の際には、水漏れ箇所のわかるお写真もしくは動画等を添付してください。
技術担当者にて確認させていただきます。
水タンクのご注文、修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
抽出量(湯量)が少ない。抽出に時間がかかる。
抽出部に汚れが残っている可能性があります。ガスケット・シャワーフィルターとディフューザーを外し、ブラシ等で汚れを落としてください。
また、バックフラッシュを行い、汚れを取り除いてください。
バックフラッシュの手順はこちら>自分メンテナンス(バックフラッシュ編)
※症状が改善されない場合は、内部で不具合が生じている可能性があり、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
抽出口下の筒部分からお湯が出る。
こちらの筒からは抽出時の余分なお湯が排出されます。抽出後にお湯が出るのは正常な状態です。
※ただし、抽出時以外で、お湯・水が止まらずに出続けている場合、また、抽出後に全くお湯が排出されない場合には故障が考えられ、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼
圧が上がりすぎる
①まずは電源を落とし、スチーム、またはホットウォーターのバルブを開いてください。(大きめのピッチャーなどを用意し、蒸気・熱湯に注意してください)
②圧力計が「0」になったことを確認し、再度立ち上げを行ってください。
それでも症状が改善しない場合は、マシン内部に何らかの不具合が生じている可能性があり、修理が必要となります。
修理依頼はこちら>修理・メンテナンス依頼