社屋前大改造計画(今年の計画2のつづき)

こんにちわ。代表の上田 隆です。

もうじき完成する市の区画整理事業によって、天理駅前から大きな道路が会社の西側まで伸びてきます。

そのため、会社への入り口を真反対にする計画を進めているわけですが、入り口が建物の裏面になるので、エアコン室外機やパイプなどが丸見えになります。

さてどうしようかというところで前回のブログは終わりました。

外壁をきれいにするためにお金かけるなら、そのままにして樹木で隠そうという「○○ものにはフタ」作戦で、建物の周りに大きな木を植えてガーデンにし、外からは建物が直接見えないようにすることになりました。

そのガーデンや駐車場入口には僕の大好きなイタリアの街並みのように石畳と古代煉瓦の大きな壁を設けてショールームとの一体化を図る計画です。

この計画を設計、監修していただくのはショールームdolceamaroの設計でもお世話になった古民家再生のスペシャリスト「勝村建築設計事務所」。

建築家 勝村一郎先生はならまち再生に尽力され、5年前に古い木造倉庫だったこの建物をショールームとオフィスとして見事によみがえらせていただきました。

誠実なお人柄とセンスあふれるデザイン、そしてなによりも僕の考えや好みをよく知ってくださっている心から信頼できる建築家です。

そして今回の計画のメインであるガーデン作りは、京都の「いのはな夢創園」 にお願いすることができました。

いのはな夢創園の親方 猪鼻昌司様(今や業界の大御所!)は、実は地元奈良県天理高校柔道部出身でその後庭師として修業を経て独立され、僕の叔父が同じく天理高校柔道部の先輩であった関係で紹介を受け、父親が今の居宅の庭で大変お世話になった庭師さんです。

居宅の庭が完成してからも毎年かかさず木々の手入れにお弟子さんや奥様、そしてまだ幼かった息子さんを連れて来てくださっていました。

親方は写真のようにまるで古武士のような風格の方で、仕事にはとても厳格でまだ幼かった息子さんにも甘やかすことなくお弟子さんと同じように接しておられました。

礼儀にも厳しく、作業されてる近くを通りかかるとわざわざ手を止めて時には梯子から降りてあいさつしてくださったり、昼食時や休憩のときは、自分たちが手掛けた庭を神聖な仕事場として、同時に己を律するということを弟子さんやお子さんに教えようとされたのでしょう、まるで柔道場のように皆さん全員が横一列に正座して召し上がっておられたこともありました。

また、手入れの終わった庭を前に縁側で誰に聞かすともなく尺八を奏でておられたり、剪定で切り落とした竹をさっと加工して品のいい一輪挿しをつくって何気なく玄関に飾ってくださったりする風流さも印象的でした。

このように親方と初めてお会いして30年あまりが流れたわけで、いわば僕の成長を見守ってくださった方々のお一人なのです。

その時の幼かった息子さんが立派に成長され、本事業ではその猪鼻一帆さんが設計から施工まですべてを担当してくださいます。

「親方と父親」「一帆さんと僕」二世代同士が一緒に仕事できるなんてなんとありがたいご縁でしょう!

その一帆さん、実は昨年末にガーデニングの世界大会「ハウステンボス主催のガーデニングワールドカップ2014」で金賞、最優秀施工賞、ピープルチョイス賞の三冠を達成された注目の若手ガーデナーなのです。

建築家勝村氏と新進気鋭の実力派ガーデナー猪鼻一帆氏。

この夢のような組み合わせの二人のアーティストが弊社のために力を貸してくださいます。

どのようなガーデンが出来上がるか楽しみでなりません。

お二人に僕のイメージを伝えるのに、イタリア出張の時に撮影した古民家とその庭や石畳の道や街並みの写真が役に立ちました。

打ち合わせはすでに開始していて、話し合いを持つたびに新しいアイディアがどんどんと出てきています。

まだまだラフ案の段階で、これからどんどんとプランは変化していきます。

予算の制約がありますのでどこまでできるかはわかりませんが、この計画が現実になったらショールームを核にしていろんなイベントもできそうです。

ショールームdlceamaroの大理石の床と高い天井は素晴らしい音響効果がありますのでジャズやクラシックなどのミニコンサートを企画してもおもしろいです。

お気に入りのケーキ屋さんと組んでショールームとガーデンを使って屋内と屋外で1日カフェのようなイベントもできるかも。

ラテアートを一般の方々にも体験いただけるようなラテアートイベントも組めますね。

天理駅前が整備されて観光客がレンタサイクルで市内を巡っていただけたら外国のお客様が弊社の庭のテラス席でおしゃべりしてエスプレッソを飲み、ショールームからはジャズの響き・・・なんて光景が見られるかもわかりません。

完成は早くて今年の冬。植えた木々が落ち着くのはもうすこし先かな。

夢はどんどん広がります。

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